« 2010年02月 | メイン | 2010年07月 »
2010年06月28日
Fフォークインナーキット 補足
☆NSFスタンダードFフォークに比べ、有効ストロークを+6mm設定
☆有効ストロークを6mm増やしたことにより初期は柔らかく奥で粘りがでる
☆有効ストロークを6mm増やしたことによりFフォークが底突きしにくくなりブレーキングが安定する
☆バネレートを0.58設定 (NSFスタンダード0.50 オプション0.55)
☆Fフォークスプリングのヘタリ大幅低減 (Fフォークスプリングで使用される一般的なピアノ線種とは 違 い、従来バルブスプリングに使用されるシリコンクロームバルブ線種(SWOSC-V)を採用)
Fフォークスプリング(上 NECTO 下 スタンダード)
Fフォークスプリング長をNSFスタンダード約233mmに比べ約240mmに設定
バネピッチを広げることによりストローク時のバネの密着防止
オイルロックピース(左 スタンダード 右 NECTO)
NSFスタンダードオイルロックピースに比べ3mm底上げしている
オイルロックピースはシートパイプを抱えるため3mm以上の底上げは危険と判断
3mm底上げすることにより、シートパイプが上部に移動しインナーパイプの可動領域が3mm増える
リバウンドスプリング(上 スタンダード 下 NECTO)
NSFスタンダードリバウンドスプリングに対し3mm短くしている
3mm短くすることによりインナーパイプが上部に移動し、可動領域が3mm増える
オイルロックピースの3mm底上げとリバウンドスプリングを3mm短くしたことで、
Fフォークの有効ストロークが6mm増える
シートパイプピストンリング(左 スタンダード 右 NECTO)
シートパイプピストンリングの精度向上により減衰の安定
シートパイプピストンリングの精度向上により、シートパイプのオリフィス径が
有効に使え低粘度のフォークオイルが使用できる