2010年07月17日
毎度です。金岡です。
今日から3連休らしい。
渋滞情報を聞くと、混んでいない区間が無いくらい
渋滞している様だ。
どこに行くのだろう?
今日は、ヘッド加工。
妄想がある程度まとまり加工開始。
ライダー山下は体重が60KG未満。
重たいほどではないのでトルクとピークパワーの
パワーバランス(オーバーレブも含め)はそんなに難しくは無いほうだ。
ライダーは軽量の方が有利だというのは、エンジニア側の
考え方もいいことばかり妄想できる。
加工はポート側から必ず始める。
オーバーラップはカムタイミングで決定されるが
流れ方はポートで決定する。
オーバーラップで吸入効率が決まる。
マフラーの負圧タイミングはここでは無視。
吸入慣性を大きく利用する為にはマフラーの効果が
一番重要だが、ポートでの手助けも大事だと思う。
その流れ方もしっかり妄想が必要である。
妄想どうり加工。
まずは、スロート径をそろえる荒加工。
中仕上げ。
排気ポート径はφ23以内の自主規制。
この大きさくらいがパワーバランスがいい。
あまりにも大きくすると音ばかりでトルク抜けして進まなくなる。
そう音量が大きくなる。
音量規制クリアできなくなる。
そうエコでは無くなる。
吸入ポートはTMR-φ34とバカなキャブを付ける為に
ブラケット装着している。
段差をなくす為に大きく加工。
しかし、大きくしすぎるとダメだ。
このさじ加減が難しい。
大きすぎると、空気の流れが遅くなり、レスポンスにも影響。
メインジェットも落ち着かなくなる。
小さくてもパワーが出ない。
レスポンスばかり上がり加速力が足らなくなる。
大事なのは空気の流れ。
流れが良いとパワーが上がる。
そうガソリンがシリンダーに、ドカッと入るのだ。
オーバーラップ時の流れが良いポート吹き出し口でも
この部分がダメだと失敗だ。
今日は中仕上げでやめておく。
明日もう一度改め仕上ていく。
落ち着きが大事なのだ。
今日はバックミュージックも聞かず、昼飯も食べず夢中で加工。
投稿者 necto : 2010年07月17日 15:39