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2010年06月28日
毎度です。金岡です。
今日は、昨日組上げ何だか気に入らない
エンジンをバラし組上げていました。
気になった部分。
ピストン上死点をダイヤルで割り出し、分度器でクランク角度管理している。
昨日、ヘッドを組込み、カムスプロケットにカムチェーンを組込むと、
ピストン上死点でスプロケット位置がずれる。
クランクシャフト側のスプロケットがずれていた。
カムチェーンが切れた時に巻き込んだのが原因。
確認していなかったです。
クランクごと交換しておきました。
上死点確認。
完成。
今回の気になった所は、マニュアルどうりフライホイールで
上死点割り出していると、気付かず組んでいただろう。
昨日もノーマルフライホイールで再確認すると、ずれていると思わなかった。
だから、昨日、組込んだ時に気に入らなかった。
バラして、今日、やり直して正解でした。
集中し、組上げることの大事さ、、当たり前のことを、普通に当たり前に作業
することの大切さを再確認できた。
今日のバックミュージック
RATT'N'ROLL!!
いい感じだ。
メンバーが少し変わったが、ラットはラットだ。
2010年06月27日
毎度です。金岡です。
ここ何日か、打ち合わせ、何だかんだ忙しかった。
来客されたお客さんも今週は多く、見えない力をいただけた。
元気になれました。
お客様のエンジンメンテナンス全力で魂込め組上げ。
ここまで組上げたが、気に入らないので、明日、もう一度バラします。
何が気に入らないか、気付く人は気付くと思います。
今日のバックミュージック
このバンドは、昔から大好きだ。
若い頃受けた衝撃は、今も忘れない。
2010年06月23日
毎度です。金岡です。
今日も、天気が悪いです。
梅雨に晴れ間を期待してもダメですね。
お客様のエンジンメンテと見積りに追われた1日。
1台目。分解された状態で引取り。
各パーツをチェック。
2台目。トラブル発生後引取り。
カムチェーンがちぎれていた。
原因は張りすぎ?
ヘッド分解すると・・・
バルブがひん曲がっている。
腰下分解前にクランク測定。
振れは大丈夫そうだ。
クランクケース分解。
洗浄すると残念な部品が・・・
ヘッドを分解すると・・・
見事にブン曲がっている。
各パートに仕分け、作業終了。
見積り開始。
今日のバックミュージック
1996年頃のライブ。
スラッシュの好きなブルース・ロックをカバー。
ギター弾きまくり!!
2010年06月22日
毎度です。金岡です。
今日も、電話やらメールやら何だかんだ
忙しくさせていただきました。
お客様のエンジンオーバーホール進めていました。
昨日のエンジンの続きです。
ピストンのコーナー面取り。
この作業は絶対必要だ。
ヘッド組み込みが終わり、タペットクリアランス調整。
このメーカーのクリアランス設定は0.08~0.12。
何が何でも0.1狙いで組込む。
シムで合わなければ、バルブエンドを擦ってでも0.1で組込む。
トラブル回避する為だ。
バルブタイミングを測定し、組み込み完了。
ネクト・オリジナルのφ22-φ28テーパー加工された
マニホールドを取付、レースレギュレーションφ22キャブ装着。
完成!!
次のお客様のエンジン。
悲しいことにエンジン内、鉄粉だらけだ。
クランクシャフト大端ベアリングがバラバラだ。
なぜか、最近このトラブルを聞いたり、見たりする。
残念だ。
各パートに仕分けし、作業終了。
2010年06月21日
毎度です。金岡です。
昨日は、岡山国際耐久レースに出場しました。
天気が悪く少し残念でしたががんばってきました。
【RACE】をまた見てやってください。
今日は、昼からお客様のエンジンメンテ進めてました。
ミッションは大好評のAP-EXμ処理。
良いんですよ、この処理が。
フリクション低減され油温上昇が抑えられる。
事実、ネクトファクトリーマシンのオイルクーラーには、
気温30度ぐらいでもガムテープで半分くらいコアに張っている。
クランクケース内油温80度、オイルクーラー後で60度くらいである。
これは、カウル形状も大きく効果がでていると思うが、
エンジンのフリクションが減った証拠だと考えれる。
シフトフォークの点検。
問題なし。
テンションが下がるガスケットを取付。
オイルポンプの確認。
案外、この作業をしない方が多いと聞く。
最低、ポンプ取付ネジ(M4)の増し締めくらいは必要。
新品で緩んでいる場合がある。
フリクションプレートのコーナー面取り。
乾式バージョン腰下組み込み、作業終了。
今日のバックミュージック
ギター弾きまくりの若きマイケル・シェンカー
昔のバンドはやはり演奏が巧すぎる。
ラジオライブ盤。
2010年06月18日
毎度です。金岡です。
今週ブログアップしていないのを今日きずきました。
”何だかんだ”と忙しかった・・・です。
ワールドカップ、撮り溜めた録画を見るのに忙しかった・・・です。
先週、岡山国際サーキットでテストしたのは、
新型H型断面トップブリッジです。
なかなか見かけない肉抜き形状です。
今現在は、オフセットタイプをチェックしていますが、
NSF標準位置タイプも発売予定です。
もう少しお待ちください。
約2時間走行し、外してから、歪、ソリ等測定。
明後日、20日レースなのでまた測定確認進めます。
昨日は、鈴鹿サーキットです。
お客様フォローを山下が進めていました。
私は、うろうろしておりました。
合間をぬってお客様の預かりエンジンメンテと
ファクトリー・マシンのエンジンメンテを進めました。
後1台が、未完成。
来週、組上げます。
ファクトリー・マシン1号車(ライダー森田)エンジンは、10時間以上走行。
元々、ヨレヨレな状態が、もっと、ヨレヨレになっていた。
メンテ後、少しシャキッとしたような気がする。
2号車は走行時間10時間以内なのでこのままレース。
6月20日岡山国際サーキット 1時間耐久レースに出場します。
雨なのでどうなるか難しい状態ですが、全力で戦ってきます。
また、報告します。
今日のバックミュージック
オジーの新譜がもうすぐ発売。
ギターは、ザック・ワイルドではないらしい。
ザック・ワイルドが好きで、我家の愛犬も名前をもらい、
ザックと名づけたくらいだ。
2010年06月11日
毎度です。金岡です。
ワールドカップ開催です。
優勝する国は、みなさんどこを予想してます?
スペイン、ブラジル、アルゼンチン、チリ、ポルトガル・・・・
いつか、日本も候補に上がるようになればいいですね。
今日は、昨日の続き。
締付けトルク再確認。
カムチェン調整、バルブクリアランス調整し、クランキング100回。
再度カムチェン、バルブクリアランス調整。
確認後の調整確認が、とても大事。
ヘッドカバーを組付け、作業終了となると思いきや、メーカー梱包ミスで部品待ち。
私たちも、出荷ミス等、お客様に迷惑をかけない様に、気を付けなければならない。
次はこのエンジン・オーバーホール。
バラす前に現状確認。
クランク状態良好。
燃焼状態。
このメーカーのピストンは新品からトラブルを抱えている。
修正が必要だ。
各状態確認を済ませ、部位ごとに梱包。
今日は、これで作業終了。
明日は、岡山国際サーキット。
レース前の最終チェックです。
テストパーツも1種類持ち込みます。
また報告します。
2010年06月10日
毎度です。金岡です。
梅雨前の貴重な晴空。
来週ぐらいから、雨っぽい。
今日は、お客様セミコンプリートエンジン組付け。
純正部品パートごとに仕分け。
注文ミス、忘れ確認作業。
5枚クラッチ仕様、湿式クラッチ側組付け終了。
4枚クラッチはやはりどうしても"スベリ”に対して厳しい。
オイルの性能ではなく4STミニモト、オープンクラスでは容量不足。
SPクラスは2回練習走行に1回交換ぐらいしなければ少しキツイかも・・・
大好評! ブラックタイプクラッチケースカバー。
好みの問題だが、迫力が違う。
ヘッドの下段取り。
摺り合せは、必ず儀式のようにする。
アタリ巾確認。
IN/EXとも良好。
一安心。
新品といえど、必ず確認。
新品でも、アタリ巾が違う(シートリングの不良・ガイドの不良)
のも確認したことがある。
バルブスプリングの端面 左が仕上前(ノーマル状態)右が仕上後。
ダイヤモンドヤスリで端面仕上げ。
仕上なければバルブリテーナー攻撃し始める。
長持ちさせるコツの一つ。
吸入ポート。
段差修正。
排気ポート。
吸入、排気ポート共に砂落とし程度。
鈴鹿ミニモト走行するエンジンなのでこれくらいがベスト。
排気は少し大きくできそうだが、走行後のカーボンのつき具合で確認し修正。
今回は様子を見る。
排気ポートを大きくすると、トルクが逃げ込む。
吸入制限を受けている以上、ピークパワーまでの力が必要になってくる。
ピストン ラビリンス効果を狙った溝を追加。
シリンダー・ピストン・ヘッド コーナー面取り。
ヘッドを締付けたところで作業終了。
明日、もう一度締付けトルク確認。
新品シリンダー・ヘッドの場合は1日寝かす。
感覚的なことだが何かが違うような気がする。
今日のバックミュージック
METAL GODSの歓声、大合唱。
ハルフォードの存在自体がメタリック。
ハルフォードの存在自体が神だ。
2010年06月06日
毎度です。金岡です。
日曜日というう事を忘れていた。
仕事があることに感謝。
今日は、在庫確保。
ミッション組付けです。
大量にギアを組みつけているとみんな同じない見えてしまう。
誤組厳禁。
集中し、数十台組付けた。
組付け完了後の動作確認。
全数確認している。
恒例の問題です。
さて、何速。
確認終了ミッションをサナギ状態。
出荷待ち状態。
付属部品も多量梱包。
作業終了。
今日のバックミュージック
Voodoo Chile Little Wing White Room・・・
カバー曲もウリ・ロートの曲に聞こえる。
トルコ行進曲は圧巻だ。
メロディアス、クラシカルなギタープレイは、知っている限りでは、
ウリが1番だと思っている。
2010年06月02日
毎度です。金岡です。
昨日から、お客様エンジン組付け段取りをしておりました。
合間合間の作業、なかなか進まないです。
申し訳ないです。
残念ながら砂が・・・
シートリング研磨・バルブ再研磨で収まりそうです。
バルブ・ロッカーアーム等は、マメなメンテナンスのお陰で全然大丈夫でした。
クランクシャフト振れ測定。
規定値内で大丈夫。
マメな点検整備がランニングコスト低減につながります。
一旦作業終了。
次のエンジン。
クランクケース ショット処理されたエンジン 組込み段取り。
ミッションベアリング しっかりカシメ。
この部分を、しっかりカシメていないとシフトフィール不良につながる。
ケースが緩くなり、ベアリングが飛び出たらもう最悪です。
ケース交換お勧めします。
ロックタイト等で固定される方もおられますが、
ベアリングの外輪が回転した時には事態はより悪化します。
シフトフォークも点検。
規定値内です。
シフトフォークの規定値外もそこそこ発見します。
クランクシャフトサイドクリアランスも必ず測定。
規定値内です。
忘れがちだが、オイルラインです。
ここのクリアランスで、オリフィス管理、オイル番手管理。
ミッションは大好評AP-EXμ処理済み。
最近はこの処理をチョイスされるお客様が多いですね。
手持ちのミッションで後処理も可能です。
RS/TZ125等でミッション処理されると効果はてき面に出ると思います。
もちろん、ビックバイクのパーツも処理可能です。
ネクトまでご相談してください。
今日のバックミュージック
レッド ツッペリンのトリビュート・アルバム。
ザック ワイルド等が参加。
レア感あり。