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2009年12月27日
毎度です。金岡です。
今日は、お預かりしていたエンジンメンテ進め完成させました。
今年、ミニモト優勝した中川運輸ＮＹＦチームのエンジンです。
エンジンをばらした時の感想は、綺麗 だと感じた。
綺麗とは、セッティングのうまさのことです。
セッティングがあのスピードを生んだ１つだと思います。
電装系、オイル、その他色々試され、１つ１つの組合せ、
ライダー＆メカニックが一丸となって、時間を十分かけ取組んだ結果、
勝利を掴んだんだな、と改めて思いました。
エンジンに関して色々、何したんですか？と聞かれたりするが、
残念ながらキットはスタンダート状態です。
エンジン・キット+ネクト・乾式鈴鹿６速ミッションＷＰＣ仕様+ネクト・リストリクターです。
マフラーとエンジン・キットだけがハード・パーツでは去年と違うところです。
ピストン・ヘッド。ピストンの燃焼状態、ピストンピンに注目。
とても、いい状態。
ケースを外した状態。残ったオイルに注目。
ばらした時の画像です。
クラッチハウジングのアタリ。ライダーのクラッチ操作の状態がわかる。
とても良いです。
ヘッドまわり。バルブも異常なし。
バルブはＩＮ／ＥＸともレース前に研磨し、アタリに注意し
摺り合せしました。
ヘッドはポートの砂落とししたくらいです。
パーツ洗浄する前に発見。
メカニックの思いが書かれている。
シフトフォークも点検。異常なし。
各部品、点検、洗浄終了。
組付け開始。
完成。
今回、交換した部品はクランクケースのベアリング一式、ガスケット一式、
ノックピン一式、ピストン・ピストンリング・ピストンピンです。
まめにメンテナンスされたエンジンなのでレース後も部品交換少ないです。
まだ使えそうでしたが、ピストンは優勝記念で特別交換しました。
オーナーに優勝トロフィーの横にでも置いてもらう予定です。
今日のバックミュージック ＪＩＭＩ ＨＥＮＤＲＩＸ ＴＨＥ ＵＬＴＩＭＡＴＥ ＥＸＰＲＩＥＮＣＥ
2009年12月21日
毎度です。金岡です。
今年も後少し、やり残しの無いようがんばります。
今日は岡山国際２耐レースで気になったマシンを紹介します。
チーム・マルヤマです。
エンジンはネクト・コンプリート乾式仕様。
ネクト魂を持ったメンバー達です。
やることはやり通す、やらなければならないことは必ずやる。
そして、このメンバーの強いところは、泣き言を言わない！！
常に前進しているメンバーだ。
がんばりすぎぐらい、がんばっているメンバーなので応援している。
今回は残念なレース結果だったがその内結果が付いてくる。
転倒するまで、優勝したチームの前を走っていたのだ。
あと少しだ。
応援しているぞ チーム・マルヤマ！！
2009年12月15日
毎度です。金岡です。
１２月１３日行われた岡山国際サーキット２時間耐久レースに出場。
結果報告です。
予選 ２９位 決勝 総合７位クラス６位
ライダーはデスロウ・森田 トリニティ・山下
２人ともロードレース初レース！
森田はＮＳＦでの初レース、山下は人生で初レース。
結果は結果で正面で受け止めなければならないが
この２人は”よくやった”と褒めたい。
総合７位になれたのは、やはりピットスタッフの力がやはり大きい。
ミス無くコースに送り届けた結果だ。レーススタッフ一丸になった結果だ。
しかし、この結果には満足は誰一人としていない。
今回のレースで＜何か＞を掴み、次に向かっている。
やり遂げなければ・・・勝取れるはずだ！！
また、応援していただいた方々、ありがとうございました。
レースで使用したチャレンジエンジンですがまた、メンテした時に
耐力等確認し報告したいと思います。
ＡＰ－ＥＸμ処理を施したミッションに関しては、ライダーから”絶対良い”と
評価を得れました。
シフト時間が短縮出来たみたいです。
今回も他チームのメカニックからシフター付ですか？とよく聞かれた。
絶対的なフリクションが取れた結果と判断しました。
ＦフォークにもＡＰ－ＥＸμ処理をしたがこれも抜群の評価を得れました。
細かい路面ギャップにも動きがちゃんと追従している。とのこと。
ぼんやりした動きではない、ちゃんと動いているフォークになった。
ＡＰ－ＥＸμ処理な関して詳細が決まり次第、商品化します。
期待していてください。
１２月１２日前日フリー走行日。
サーキットの朝は早い。
ゲートオープンと同時にピットイン。
路面は濡れている。
搬入が終わり走行待ち。
一枠目の走行は路面の関係でキャンセルしました。
今回、鈴鹿ミニモト４耐で優勝した中川運輸ＮＹＦもエントリーしていました。
注目度、抜群でした。
ミニモトで使用したエンジンでは無く予備エンジンで出場です。
このレースも記録的なレコードを出すのか、どんな走りをするのか、
みんなの期待度は大きかったです。
ネクト・プロ・レーシングも準備。暖気に余念が無い。
二枠目は走行出来たが三枠目は雨でキャンセルしました。
走りたそうにしていたマシン。
今回もグッスリ寝かしてもらいましたロッジです。
路面は残念ながら乾ききらず！
天候は少しずつ晴れ間が出てきた。
決勝終了後、車検を受けれるのだろうか？
予選終了後、気合充填しているマシン。
ウォーマー・カバーで気合漏れ防止！！
Ｆａｃｔｏｒｙ－Ｍ様、ありがとうございました。
右・デスロウ森田 左・トリニティ山下。
スタ前チェックで笑顔も緊張気味！！
車検場に車両保管されました。
お疲れ様でした。
来年もネクト・プロ・レーシングとしてレース参戦していきます。
これからも色々な提案が出来るように商品開発を進めていきます。
また、いろいろな提案をいただければありがたいです。
これからも、よろしくお願いします。
2009年12月10日
毎度です。金岡です。
火曜日エンジンメンテ依頼されていたエンジンを引取りにお客様が来社。
ついでにお客様が積込み、始動確認まで完了。
このお客様も岡山国際サーキットで行われる２耐に出られる。
怪我なく終わることが大事。
その事がわかっているのでメンテナンスに余念が無い。
仕上がり上々だと感じたマシンだ。
このマシンをみて”あっ”っと思った人はかなりのネクト・マニアだ。
ライダー・スタッフ様、一緒に戦いましょう！
ネクト・スタッフは昨日の岡山国際サーキット走行に向け段取りを進めていました。
ミッションに続きフロントフォークもＡＰ－ＥＸμ処理しました。
左側フォークが処理されたフォークです。
実可動部分を処理しました。
走行での評価が楽しみです。
これも新しいチャレンジです。
水曜日岡山国際サーキット到着しました。
サーキットの朝は気持ちが良いです。
大阪の澱んでいる空とは大違いです。
出番まちのマシン。
少しオーラが見え始めたか？
１枠目の走行開始。
キャブレターセッティング・ファイナル確認・異常個所の確認の為
インストレーション・ラップを繰り返すライダー。
セッション終了間際に転倒してしまった。
・・・・・ライダーは少しの打撲程度で、通称”ドナドナ”で帰還。
ホッとしました。
マシン復旧作業。
次の走行枠までに完全復旧を目指すスタッフ。
マシン完全復旧！！
ライダーも順調にラップを重ねていました。
この走行枠ぐらいから天気が崩れ始めていました。
３枠目・・・この前の４輪の走行でオイルがコース上に大量にまかれ
まともな走行が出来ませんでした。
仕方が無いことだが、少し苛立ちました。
残念！！
ミッション・フロントフォークなど新しいチャレンジ・ＡＰーＥＸμ処理。
感触上々！！
周りから どこのメーカーのシフターを使っている？ などの質問があるくらい
シフトが違っていました。
良い感じです。
フロントフォークに関してもとてもスムーズに動いている。との評価。
チャレンジエンジンも有る程度の耐力確認・出力確認ができたと思います。
前回走行したよりライダーがコントロールしやすい特性に変化したと思います。
これから、レースに向け最終確認、スタッフが進めていきます。
2009年12月07日
毎度です。金岡です。
土曜日、日曜日は依頼されたエンジンメンテを進め完成、
日曜日は１台納車でした。
エンジン完成。
納車待ちマシン。
今日も朝から数人お客様が来社されました。
色々お話ができ、勉強させていただきました。
家出していたミッションが帰ってきました。
しかし、姿が変化していました。
チャレンジエンジンで使用します。
ＷＰＣ処理後、ＡＰーＥＸμ処理することで、
超表面改質、躍動特性向上しフリクション低減する処理です。
ＷＰＣ，ＡＰーＥＸμ複合技術により部材の強度ＵＰ、
耐摩耗性向上、良いことばかりです。
まずは、走行性能確認です。
興味がある方はネクトまで連絡を！！
ＡＰ－ＥＸμの感触を確かめながらミッションを組む。
この感触、感覚は初めて手に伝わる。
未処理（標準）のミッションからＷＰＣ処理されたミッションに交換した時も、
かなりの衝撃だったが、今回の、ＡＰ－ＥＸμはその衝撃をはるかに超えていた。
ギアとギアが回転している感覚が違う。
ギア２個がつながっているのにつながっていないような感覚です。
性能面も期待が出来る！！
シリンダーはテラテラ仕様（このシリンダーもＡＰ－ＥＸμ処理されている）を組み込み、
いつもの様に上死点確認。
完成。
今回組んだエンジンもかなりチャレンジした仕様です。
ヘッド、ミッション、見えないところまで今までとは違います。
性能確認、耐力確認でき次第皆様に提案したいと思います。
期待していてください。
よろしくお願いします。
今日のバックミュージック ＪＥＴ ＳＨＩＮＥ ＯＮ
2009年12月04日
毎度です。金岡です。
今日は昼過ぎまで出荷段取り等進めておりました。
なんだかんだに追いかけられておりました。
昼過ぎから来客などもあり、なんだかんだから逃れ
少し落ち着きました。
来社されたメーカー様から技術の進歩、後処理のお話を聞き
とても勉強になりネクト・ファクトリー・マシンにも展開できないか？
などまた、質問オヤジになってしまいました。
とても参考になりました。
岡山走行後のチェックの為ばらされています。
スイングアームの寸法チェックしましたが、ヨレ、タオレ等無しでした。
大分、負荷が掛かっているにもかかわらず、ヨレ無い。
たいしたスイングアームです。
そろそろ販売開始か？
エンジンもバラしました。
チャレンジエンジンなのでトラブルが少し気になったからです。
トラブル無しでした。
調子に乗って新たなチャレンジ進めます。
テラテラです。
これも後処理技術です。
ただ、磨いただけではありません！！
しかし、どうなるかは解りません。
チャレンジです。
チャレンジエンジンのピストンとピストンピンです。
問題無かったです。
ミッションが出家しました。
いつ帰ってくるのか？
どんな風に変わって帰ってくるか楽しみです。
しかし、岡山のレースに間に合うのか？
別のチャレンジです。
全バラしました。
組付け段取りを済まし、作業終了です。
この画像に開発パーツが写ってしまっている。
気づかないか？
今日のバックミュージック ＤＥＡＤ ＥＮＤ ＭＥＴＡＭＯＲＰＨＯＳＩＳ
2009年12月03日
毎度です。金岡です。
もう、１２月なんですね。
寒い日や暖かすぎる日色々で体調管理が大変です。
みなさん、風邪、インフルに気をつけてください。
１１月２９日(日）岡山国際サーキットに走り込みに行っておりました。
雨の確率がたかかったが何とか曇りどまりでした。
マシン状態はＲサスはスプリング変更、Ｆサスは試作タイプ１に変更。
トップブリッジは試作テスト品と車体廻りを設定。
次のレースはこの仕様がベースになるでしょう。
エンジンはチャレンジング・タイプ。
耐久・耐力テスト！！
タレも無く走行。そこそこの耐力は確認できました。
スピードが出る、出せるエンジン、
データロガーで以前のデータと重ねるとそこそこ良いデータを得られました。
少し進化できたと思います。
決勝に向けまた詳細変更して行きます。
このエンジンもレース終了後、皆さんに公開する？がんばります。
ライダー２人走り込んでいました。
走りについて、悔しがっていたり、悩んでいたり、前に前に進もうとしていました。
これでいいと思います。
兎に角、走り回れ。
また、応援おねがいします。
曇っていて、１日の天気が不安だった。
Ｆａｃｔｒｙ-Ｍ製タイヤウォーマー・カバー 良好です。
ウォーマーの熱を奪われる風が強い日などに最適です。
ホイールまで暖かくなり１周目から安心です。
Ｆａｃｔｒｙ－Ｍ代表・脇坂様これからもよろしくお願いします。
昨日、鈴鹿ミニモト走行したエンジンがメンテで帰還しました。
ミニモトレース前にメンテしたエンジンです。
このエンジンの状態が非常に良好でした。
ライダー・スタッフのアツい思いがセッティングに出たと思います。
これからも一緒にがんばりましょう。
写真ではわかりにくいがロッカー・スリッパー面とても綺麗です。
オイルは広島高潤製・ＡＧオイルをチョイス。
ベストな燃焼状態。
バルブリテーナーもキズ、剥れ無し。
バルブスプリングの縮みも最小。
キタコヘッドの弱点だったＥｘ側のシート面も良好。
しっかり対策されている。さすがだ。
昨年このヘッドが発売されていれば少しは楽だったかも・・・
軽量ドリブンＫＩＴ＆５ディスクＫＩＴで武装。
エンジンの負担軽減に一役かっている。
残っているエンジンオイルも透明感があります。
１０時間以上走行されていますが段付き磨耗最小です。
こまめにメンテナンスされているとエンジンのベストな状態をキープできます。
結果的に１年通じてのコスト・ダウンにつながります。
エンジンメンテナンス相談（コスト・仕様等）コンプリート製作も受け付けています。
気軽に連絡してくださいね。
よろしくお願いします。